視野を広く、変わっていく自分を楽しんで 丹瀬遥さん(中国語講師)

福岡市早良区西新で中国語教室を開いている丹瀬遥さんは、中国・ハルピン出身。日本に留学し、通訳や免税店での販売業務などに携わった経験があり、日常会話から接客対応まで、幅広く使える中国語を丁寧に教えてくれると好評です。今回は、丹瀬さんに語学の勉強のコツや日本の印象などを聞いてみました。

 

Q)日本に留学したきっかけを教えてください。

A)祖母が日本語教師だったこともあり、幼いころから日本語や日本文化に親近感を持っていました。長崎の専門学校に留学したのも、祖母から「長崎は日本が鎖国していた時から外国文化を受け入れてきた開けた街」と聞いていたからです。

Q)学校を卒業後は日本で就職されたのですか。

A)はい。通訳や免税店などで販売業務に携わっていました。

 

Q)語学学校はいつから始められたのですか?

A)2012年3月からです。西新は学生が多い街ですし、和やかな地域性にも魅力を感じていました。

中国語の名前を説明してくれる丹瀬さん。

中国語の名前を説明してくれる丹瀬さん。

Q)中国語は難しいイメージがあります。

A)そうですね。中国語は日本語に比べて母音が多く、38個もあります。ですから発音をコントロールするのは難しいかもしれません。でも、文法は簡単です。入口は難しいけれど、壁を乗り越えると灯りが見えてきます(笑)。その点、日本語は文法が難しく、私にとっては、やればやるほどトンネルの中という感じです(笑)。

中国語の母音表

中国語の音節表

Q)どんな方たちが教室に習いに来られていますか?

A)会社員や主婦、小学生もいますよ。

 

Q)語学を習得するコツを教えてください。

A)外国語を学ぶということは、(少し大げさに言うと)自分を破壊することです。言語の誕生の背景には、その国ならではなの文化や歴史、思想があります。言葉を習得するのは、異質なものを受け入れるということ。壁をつくって勉強していてはいつまでたっても自分のものにならないし、変わっていく自分を楽しむことが大事。また、「言葉を覚えないと表現できない」と考えている人が少なくないですが、わからないときには身振り手振りで相手に伝えてみる。相手は何を言おうとしているの汲み取ってくれるし、そういう体験の中で覚えた言語や表現は忘れないものです。難しく考えず、間違ってもいいから声に出したり、体を使って表現してみることが語学習得のコツだと思います。

 

Q)日本に来てカルチャーショックなどはありましたか?

A)来日当初は不安でいっぱいでしたが、みんなフレンドリーで、言葉が通じなくても生きていけるんだと実感しました(笑)。道に迷ったときには一緒に道を探してくれたり、びっくりするほど親切な人が多い。自宅まで乗せてもらったタクシーに携帯電話を忘れたことがあったのですが、それに気がついたタクシーの運転手さんがクラクションを鳴らして忘れ物を気づかせてくれたこともありました。忘れ物や落し物がちゃんと返ってくることも驚きでした。

Q)丹瀬さんのポリシーは。

A)視野を広く持ち、変わっていく自分を楽しむこと。

 

Q)未来の自分に向けたメッセージをお願いします。

A)今日も元気に中国語レッスンやっていますか。こんなに長く続くとは思わなかったけど、やっぱりレッスンしているあなたは一番輝いている。あなたはいつも「難しい、難しい道を」自ら選んで歩くけど、なんだか楽しいそうなのはなぜかしら。今日も小さな種まきに余念がないあなた、この調子でいつまでも頑張ってください。

 

※情報は2015.8.8時点のものです

あみす-amis-

住所福岡市早良区西新5-4-16フレーシア西新2F
TEL092-844-5168
FAX092-844-5168

大きい地図で見る

丹瀬 遥さん

中国語教室「あみす-amis-」(福岡市早良区西新)で、中国語の基礎知識を発音から日常会話まで丁寧にレッスン。単語や文法を声に出して表現するなどアウトプットをたくさん取り入れた授業を行っている。

福岡の好きなところは?
ちょうどいい都会でありながら、海や山など自然も近い。食べ物もおいしいし、いろいろな国の文化が福岡の中で融合していて変化を感じやすいところ。

この記事もおすすめ