みんなの夢を乗せた“Dream Ship” いざ、船出の時!水上卓也さん

「若者がつくる福岡に!」をテーマに、福岡の学生団体が集まった「福岡学生団体連帯協議会」が2014年7月に誕生しました。発起人は、水上卓也さん。9月27日には初のイベント「Dream Ship Project 2015」が開催されます。イベント前々日の25日に23歳の誕生日を迎え、前日の26日に福岡大学を卒業した水上さんに、協議会への思いや今後の夢について聞いてみました。

 

Q)福岡学生団体連帯協議会をつくった理由を教えてください。

A)大学には、サークルや部活、ゼミといった様々な団体が数多く存在します。その中でも、学生団体と呼ばれる団体は大学生向けの音楽イベント開催や海外支援を視野に入れた活動をする団体フリーペーパーの発行を手がける団体まで多種多様です。福岡には約60の学生団体がありますが、横の繋がりは薄く、各々が『個』として動いているのが現状です。個々の活動は違いますが、愛する福岡を拠点とし、様々な地域や学生の為に熱い想いや何かのキッカケを届けたい想いは共通。学生団体の横の繋がりを強め、より多くの人々に僕らの『気持ち』を届けたいと思い、2014年7月に「福岡学生団体連帯協議会」を発足しました。

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Q)大学の垣根を超えたコミュニティ形成は大変だったのでは。

A)どこかの組織や団体が代表や幹事を務めると、コミュニティ内部にパワー関係が生じてしまう。事情があって私は大学4年生の卒業式前日に留年が決まり、5年生になってしまったのですが、5年生という特別な立場で、どこかの団体に所属していたわけではなかったので、発起人として他の大学や団体との連携が図りやすかったのではないかと思います。

 

Q)水上さんの原点は。

A)教育に興味があり、大学2年の夏、小学校でサポーターとして働いたことがあったのですが、そこで「2分の1成人式」がありました。私がちょうど20歳の時で、10歳になる小学4年生の前で夢を語る機会がありました。「夢」って何だろう…。教師になることかな…。そう考えさせられた瞬間でした。こんな私に比べ、10歳の彼らの夢はめちゃくちゃ格好よく感じました。それから自分の「夢」を探すようになりました。

 

Q)夢は見つかりましたか?

A)大学3年の夏、バックパッカーとして東南アジアを旅しました。カンボジアの孤児院などを回っては子どもたちに夢を聞きました。彼らの夢は「家族と一緒に食事をする」「お兄ちゃんが病院に行ける」ことなどでした。「プロ野球選手」とか「教師」とか、職業ではない。日本にいると当たり前にできる日常が夢でした。ショックでした。そうした体験から、「○○になる」ではなく、「○○である」ことが大切なんだと気がつきました。夢は「教師」という職業ではなく、「人の人生に影響を与える存在になる」ことに変わりました。

Q)帰国後、学生生活に変化はありましたか。

A)大学には、遊んでいる学生やブラブラしている学生など、カンボジアで見た世界では想像できないような人たちがいっぱいいます。旅する前は普通だと思っていたそんな光景にも、「それでいいのか」と、疑問を持つようになりました。

 

Q)その時、水上さんは学生団体に所属していたんですか?

A)大学2年生までは野球部に所属していて、学生団体にはあまり興味がありませんでした。振り返れば、学校へインターンシップに行ったり、東南アジアを旅したりした大学3年生の時が転機でした。3年生は就職活動が始まる時期ですが、就職活動を乗り切るための同じ学年のコミュニティをつくりました。福岡大学には9学部32学科あるのですが、全学科の学生約150人のコミュニティができ、大学の就職課と連携した企業との交流会なども開催しました。

2013年秋の福岡大学学園祭“七隈祭”ではソフトボール大会で優勝

2013年秋の福岡大学学園祭“七隈祭”ではソフトボール大会で優勝

Q)現在のコミュニティづくりにつながる第一歩ですね。

A)そうですね。その後、大学4年生になったとき、From Us Fukuokaという学生団体を立ち上げました。福岡大学だけでなく、福岡の他大学の学生と一緒に、福岡から社会を変えていこうという団体です。

From Us Fukuokaのメンバーと(2013年12月)

Q)充実した大学生活でしたね。

A)2014年3月の卒業式前日にトラブルがあって留年が決まったのですが、いま思えば、留年したからこそ「福岡学生団体連帯協議会」を発足することができたと思います。いろいろな経験を積み重ね、たくさんの仲間たちと出会い、自分と向き合う時間を多く持つことができたから、福岡の大学生たちと連携した新しい組織を誕生することができた。とても貴重な時間でした。

 

Q)「福岡学生団体連帯協議会」の初イベント「Dream Ship Project 2015」が9月27日に開催されます。

A)簡単に説明すると、福岡のスゴい学生による、スゴい学生団体の熱い想いを来場者に伝えるプレゼンバトルです。さまざまな審査を通り抜けた6つの学生団体が自分たちの活動にかける思いを熱く語り、最も来場者の心を動かした団体が優勝するイベント。ぜひ、多くの方に来場していただき、学生たちの熱い思いを聞いてほしいと思います。

Q)Dream Ship Project(夢の船プロジェクト)ですね。

A)はい。Shipには、「船」という意味以外に「船で送る」という意味があるのですが、みんなの夢を乗せて運んでいこう!という意味が込められています。

 

Q)大学卒業後の進路は。

A)イベント前日(9月26日)に卒業式がありましたが、1週間後の10月3日からカナダに留学します。

Q)カナダで何を学ぶんですか。

A)カナダ(バンクーバー)の教育の専門学校に行くのですが、そこは英語を第二外国語とする全世界の人たちが集まる学校です。バックグラウンドが違う人たちが、ともに学び、教育について語り合う機会を楽しみにしています。

 

Q)今度は大学の垣根どころか国の垣根を超えたコミュニティができそうですね(笑)

A)そうですね(笑)。私は福岡の博多区出身で、ずっと福岡で生まれ育っています。留学先のバンクーバーは、福岡市と同じく北米におけるアジアの玄関口として有名です。多くのことを学び、帰国した時には福岡の街のために何か自分にできることをやってみたいと思っています。

 

Q)帰国を楽しみにしています。

A)ありがとうございます。行ってきます!

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日程 ┃ 9月27日(日)
時間 ┃ 15:00~21:00 14:30開場
※途中参加・途中退出可能です。
料金 ┃ 学生1500円
社会人2000円
(1d付き+ビュッフェ形式のお食事をご用意させて頂きます)
会場 ┃ PLUG
服装 ┃ 自由
主催 ┃ 福岡学生団体連帯協議会

イベントページ⇒https://www.facebook.com/events/113748768977139/

福岡学生団体連帯協議会のfacebook⇒https://www.facebook.com/fukuoka.rentai.kyogikai

 

※情報は2015.9.27時点のものです

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