日本航空北九州空港所・所長 佐藤由美子さん

今回ご登場いただくのは、日本航空北九州空港所長の佐藤由美子さんです。

佐藤さんは2014年3月に北九州空港に着任。所長として、約80人のスタッフを束ねておられます。

北九州市の魅力や、お仕事について、語っていただきました。

空港のJALカウンター前で

空港のJALカウンター前で

――初めての地方勤務だそうですね。

 北九州市は、人も町も温かい。魚が新鮮で、野菜は味が濃いなと感じます。町全体がコンパクトで、移動もしやすいので、時間を有効に使えますね。企業城下町としての歴史も感じます。

――今日は着物姿ですね。

 外国のお客さまをお迎えするときや、空港でイベントがあるときなどに着物を着ます。5月に、北九州市で開かれた「先進7カ国(G7)エネルギー相会合」で各国の担当閣僚をお迎えしたときも着用しました。日本の伝統と、おもてなしの心を体現したいとの考えからです。

――2015年5月に自ら立ち上げた、「感度の高い企業女性が提案する地方創生@北九州」について教えていただけますか。

 小倉織、小笠原流礼法などの伝統と、最先端の技術が混在するまちの魅力に触れ、北九州市ならではの観光コンテンツを磨きたいと、3人の女性で設立しました。欧米の富裕層女性をターゲットとし、昨年10月にフランスのクルーズ船乗客を対象に、足立山山麓の文化村で日本舞踊を観賞したり、和菓子作りを体験したりするツアーを企画しました。参加者からは大変喜ばれました。

門司港でクルーズ船の乗客に体験ツアーをPR

門司港でクルーズ船の乗客に体験ツアーをPR

 

日本舞踊を観賞する観光客

日本舞踊を観賞する観光客

 

和菓子の老舗・湖月堂さんの協力で落雁作りを体験

和菓子の老舗・湖月堂さんの協力で落雁作りを体験

会員は現在50人に増え、毎月勉強会を開いています。今年4月には、「小倉城を泊まれる城に」「エコロジーを観光に」などの提言を盛り込んだ観光施策を北九州市長に提案しました。

――ご自身の仕事について、印象に残っていることはありますか。

 大学卒業後、1988年に入社し、主に業務企画に携わってきました。その職場、職場で自分なりに達成感を得られることを一つでもすることが、私のポリシーです。

前の職場は「マイレージ事業部」だったのですが、そのとき、「JALカード10万人キャンペーン」事務局の一員となりました。この数字を達成するため、3万2千人の全社員に対して「1人につき、3人の新規会員を獲得すること」を課題としました。各部門に協力を呼び掛け、9カ月で10万人を達成したのです。

全社員の持つパワーを感じました。同時に、汗をかかないと、達成感も得られないのだと実感しましたね。

――座右の銘などはありますか。

 最近、ある方から「心、天遊に有り」という言葉を教わりました。どんなときも心はのびのびと大空を駆け巡っているという意味だそうです。心を惑わされることのないようにと、いつも心掛けています。

 また最近、茶道を習い始めました。師匠は80代の女性で、今もテニスを楽しんでおられます。

 北九州は大人が楽しめている町だと思います。私もそんなふうに年を重ねていきたいですね。

飛行機を背景に

飛行機を背景に

※情報は2016.6.4時点のものです

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