福岡県・東峰村が舞台のドラマ『たからのとき』主演 寺島しのぶさん

NHK福岡放送局が地域の魅力を発信する「地域ドラマ」の最新作の舞台は福岡県朝倉郡東峰村。実在のケーブルテレビ局をモデルに、そこで働く主人公・室井たから役を演じた寺島しのぶさんに作品についてインタビューしました。

東峰村の印象は?

子どもから大人までみなさん仲がいいですね。撮影中もその空気が伝わってきました。20〜50代女性で結成された「東峰村ガールズ」には特にたくさんのエネルギーをいただきましたね。子育ての話で盛り上がることもあれば、村の将来もつねに真剣考えている。とても魅力的です。

 

ドラマの見どころを教えてください。

藤野涼子さん演じる娘のみのりとの関係です。親と話すのが面倒だと感じたり、自分のことをとにかく優先したり。藤野さんもみのりに共感できる部分が多かったようで、彼女の等身大の気持ちを演技にもぶつけてくださいました。

 

複雑な母娘関係。共感する部分は?

さみしい気持ちを表現するのも恥ずかしい17歳という年齢。私自身、さみしさを友達で紛らわせたり、親に提出物をわざと渡さなかったりしていました。みのりのたからへの気持ちは「反抗」ではなく「家族との距離をおきたい」。破綻しているわけではない微妙な状況のなかで、たからに異変が起き、彼女自身も大きく変化します。

 

なぜたからは変化できたのでしょうか。

異変のおかげだと思います。自分が弱った時に初めて、何気ない日常の大切さを実感できたのでしょう。朝きちんと目が覚めて呼吸するって、ものすごく尊いこと。私自身も、たからを演じてあらためてそう気付かされました。

 

福岡発地域ドラマ『たからのとき』

【放送日】1月27日(金)19時30分~20時43分 <NHK総合テレビ・九州/沖縄地方向け放送>

東峰村のケーブルテレビ局で“住民ディレクター”として活躍する室井たから(寺島しのぶ)は真面目で不器用な性格。時には熱意が空回りすることもあり、高校生の娘・みのり(藤野涼子)はそんな母のことを素直に応援できずにいた。たからには、村の様子をどうしても撮影しなければいけない理由があったのだが……。

制作/NHK福岡放送局

 

Profile

寺島しのぶ(てらじましのぶ)

1972年生まれ。第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞など数々の賞を受賞

 

※情報は2017.1.27時点のものです

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