ブライダル事業「アイ・ケイ・ケイ」インドネシアに海外初進出!その狙いは?

ブライダル事業を中心に九州や東北などで結婚式場を展開する「アイ・ケイ・ケイ」が2017年1月、インドネシア・ジャカルタに子会社を設立しました。同社初の海外進出で、会社名は「インターナショナル カンシャ カンドウ インドネシア」。なぜインドネシアなのか。同社の経営戦略とは。同社取締役 営業企画部長の菊池旭貢氏と経営管理部長の森田康寛氏にお話を伺いました。

森田氏(左)と菊池氏

森田氏(左)と菊池氏

―海外進出は初めてということですが、インドネシア進出の狙いは。

インドネシアは中国、インド、アメリカに次ぐ世界第4位の人口で、今後の総人口も2070年まで増え続け、15~64歳の生産年齢人口も2055年まで増え続けると予測されています。それに加え、インドネシアでは結婚式を非常に大事にし、盛大に祝う文化があります。若年層のブライダル需要がまだまだあると思い、進出を決めました。

―インドネシアの結婚式はどのような感じなのですか。

とにかく参列者の数に驚きます。一般的な結婚式でも700~1000人は参列します。

インドネシアの結婚式

インドネシアの結婚式

―1000人とは一大イベントですね。

はい。日本では親族や友人、会社の同僚などを招待するのが一般的ですが、インドネシアでは招待した会社の上司や同僚の家族まで来ます。大体、招待客の2倍はくるのではないでしょうか。

―それだけ多くの人を招待するとなるとおもてなしも大変ですね。

ただ、インドネシアではウエディング産業というのが日本ほど発展していません。料理は料理、会場は会場、衣装は衣装の業者に依頼するなど、一括してサービスを担うシステムがなく、それぞれ個人のプランナーに依頼しているのがほとんどです。私たちが着目したのは、その点です。これから先、経済発展していくインドネシアでは日本同様に男女ともに仕事が忙しくなり、結婚式の準備に十分な時間を割けなくなる人も増えてくると思います。そうした方たちを中心に、ワンストップでブライダル事業を行ってくれる会社へのニーズは高くなってくるでしょうし、日本の質の高いおもてなしの精神はきっと高く評価されると思っています。

インドネシアの結婚式

インドネシアの結婚式

―インドネシア人のスタッフを採用し、日本で教育されたと聞きました。

約2年前からインドネシアのスタッフ17人を採用し、語学をはじめ、日本のおもてなしの心を学んでもらいました。どのスタッフもとても優秀で、信頼できる仲間たちです。彼らとともに、インドネシアの地で時間をかけてワンランク上のウエディングビジネスに取り組んでいきたいと思っています。

―最後に、今後の目標とシンガポールでの楽しみを教えてください。

アイ・ケイ・ケイは昨年11月に設立20年を迎えました。現在、事業所は国内に17カ所ありますが、2025年には国内で30カ所の事業展開を目標にしています。インドネシアへの進出は海外初ですが、ジャカルタを拠点に店舗も拡大していきたいと思っています。

 

※情報は2017.2.2時点のものです

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