女性が働きやすい企業として厚労省から認定 ゼンリン総務・人事企画部長 土谷和子さん

 今回は、北九州市戸畑区にあるゼンリンの総務・人事企画部の土谷和子部長(48)にインタビューしました。

 土谷さんは北九州市門司区出身。1988年に入社し、営業部門、システム部門、制作系管理部門などを経て2014年、総務・人事企画部へ異動し、昨年4月、部長に就任されました。

 仕事のお話から趣味のお話まで、さまざまな質問に答えてくださいました。

本社正門の前で

本社正門の前で

―今の仕事について教えてください。

 職場環境の改善や、人事制度改革などを担当しています。これらの制度は先を見据えながらリニューアルする必要があります。当社は採用については性別にこだわらず、人格、能力、適性等を総合的に判断しており、非正規従業員の社員登用制度もあります。育児支援制度についても、育児休業を1年半取れることや、子どもが小学校1年生の終わりまで時短勤務を利用できるなど、手厚い制度を整えています。こうした取り組みが評価され、昨年9月には、女性活躍推進法に基づき、厚生労働省が「女性が働きやすい企業」と定める「えるぼし」企業の認定(二つ星)を受けました。

―今年5月15日に開催された「世界女性サミット(GSW)ポストカンファレンスin北九州」では企画委員会代表を務めたそうですね。

 同サミットは5月11~13日に、東京で開催されました。今年27年目を迎えましたが、日本での開催は初めて。昨年、ポーランドのワルシャワで開かれた同大会を視察した女性たちから、「地方でもぜひ開催したい」との声がありました。それで、北九州でも大会の熱気に触れる機会を設けたいと、企画しました。300人の定員に対し、500人の応募があったんですよ。参加者からは「パワーを感じた」「素晴らしかった」との声を頂きました。

世界女性サミット(GSW)東京大会の報告をする土谷和子さん

世界女性サミット(GSW)東京大会の報告をする土谷和子さん

大勢の人が会場に駆けつけ、熱心に聴講した

大勢の人が会場に駆けつけ、熱心に聴講した

―仕事と子育ての傍ら、大学に通われたそうですね。

 自分に足りない知識や経験を補っていかなければならないと感じ、2005年に北九州市立大の経済学部に入学し、夜間コースに通いました。当時まだ子どもが小2と保育園の年中でしたが、夫のサポートや会社の協力に支えられ、卒業できました。

2015年には、同大大学院のマネジメント研究科(専門職大学院)に入り、マネジメントを学びました。この春、無事に卒業しました。

大学院では、医師や神職、看護師など多彩な職業の方とともに学びました。青春を味わい、一生の友を得ました。

いくつになっても、学べるのだと実感しましたね。

―趣味は何ですか?

 パンが好きで、週に2、3回は自宅でパンを焼いています。作るのは主に食パンですね。業務用のガスオーブンが自宅にあるのですが、一度に2本焼けるんですよ。

―働く女性へのメッセージを。

 結婚、出産しても働く女性が当社でも増えています。仕事と子育ての両立は大変ですが、長い人生の中で子育てに携われる時間は本当に短い。今を乗り切って頑張ってほしいです。

夫婦で働くことも大変ですが、「二人の人生を豊かにする」と考えみてはいかがでしょうか。

 2人の娘はそれぞれ大学2年生、高校3年生になりました。仕事を続けてきたことで寂しい思いもさせましたが、2人とも「就職したら仕事を続けたい」と言っています。

和やかな雰囲気の中、会議を進める土谷さん

和やかな雰囲気の中、会議を進める土谷さん

※情報は2017.7.8時点のものです

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