最愛の家族を奪われた女の決断 映画『女は二度決断する』

(C)2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH

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KBCシネマ1・2ほか全国の映画館で公開中の『女は二度決断する』。第70回カンヌ国際映画祭でヒロインのダイアン・クルーガーが主演女優賞を獲得。また第75回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を受賞するなど注目の作品です。カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭で数々の受賞歴を誇るドイツの名匠ファティ・アキン監督の最新作です。

実際の事件に着想を得て生まれた『女は二度決断する』。映画のモデルになったのは、2000年から2007年にかけてドイツで起きた外国人排斥テロ。ネオナチと呼ばれる組織が、移民らを対象に銃や爆弾を使った連続テロ事件を引き起こしていたのは記憶にあたらしいかもしれません。自らもトルコ系移民2世であるアキン監督。大切な家族を失った者の悲しみとの向き合い方、その後の生き方を問うています。

【ストーリー】
ドイツ、ハンブルク。カティヤはトルコ系移民であるヌーリと結婚する。かつて、ヌーリは麻薬の売買をしていたが、足を洗い、カティヤとともに真面目に働き、息子ロッコも生まれ、幸せな家庭を築いていた。ある日、ヌーリの事務所の前で白昼に爆弾が爆発し、ヌーリとロッコが犠牲になる。外国人同士の抗争を疑い警察は捜査を進めるが、在住外国人を狙った人種差別主義のドイツ人によるテロであることが判明する。容疑者は逮捕され裁判が始まるが、被害者であるにも関わらず、人種や前科をあげつらい、なかなか思うような結果の出ない裁判にカティヤの心の傷は深まってゆく。愛する人、愛する子供と生きる、ささやかな幸せ。それが一瞬にして壊されてしまった。絶望の中、生きる気力を失いそうになりながら、カティヤがくだす決断とは――。

『女は二度決断する』
■監督:ファティ・アキン
■キャスト:ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、サミア・ムリエル・シャンクラン、ヌーマン・アチャルほか
■配給: ビターズ・エンド
2017/ドイツ/106分/ PG12
(C)2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production, corazon international GmbH & Co. KG, Warner Bros. Entertainment GmbH
【映画公式サイト】http://www.bitters.co.jp/ketsudan/

※情報は2018.5.2時点のものです

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