玄海原子力発電所を見学。ファンファン福岡編集部も体験!

 “電気”が一体どのように作られ、家庭に届けられているか知っていますか。
 九州電力福岡支社は、毎日の生活に欠かせない電気を身近に感じて、環境とエネルギーについて楽しみながら学んでもらうことを目的とした女性の会「E-LADIES CLUB(イーレディースクラブ)」の活動を展開しています。

 全4回にわたり、社会科見学などを交えながら環境とエネルギーについて学ぶプログラムで、9月14日には玄海原子力発電所を見学しました。ファンファン福岡編集部も体験してきました。

今回、玄海原子力発電所に行ってきました!

玄海原子力発電所に行ってきました!

 「玄海原子力発電所」は、佐賀県東松浦半島の西部に位置する玄海町にあります。1975(昭和50)年に1号機が営業運転をスタート。その後、2号機、3号機、4号機と建設され、合計の電気出力は、347万8千kWとなりました。現在、1号機は2015年4月に、2号機は今年4月に運転終了となり、236万kWとなっています。

 玄海原子力発電所は、海抜11mに設置されていて、敷地面積は約87万㎡(26万坪)。なんとヤフオクドーム13個分の広さです。九電の社員、協力会社社員を合わせて、3730人(9月1日現在)の従業員が勤務しています。

原子力発電の仕組みや安全対策について熱心に耳を傾けます

見学会参加者は原子力発電の仕組みや安全対策について熱心に耳を傾けます

 玄海原子力発電所の敷地内には、原子力をはじめとした科学エネルギーについて学べる「サイエンス館」と九州の伝統工芸品の展示や民俗芸能を紹介する「九州ふるさと館」などが設けられた「玄海エネルギーパーク」があります。
 また、発電所の温排水の熱を利用した「観賞用温室」、約100種800本の椿を植栽した「ツバキ園」、誰でも利用できるテニスコートなどもあります。エネルギーパークのスタッフによると、年間で9~10万人が来場しているということでした。

 玄海エネルギーパークでは、原子力発電の仕組みについて学びました。
 玄海原子力発電所では、原子炉でウランの核分裂により発生した熱で高温の熱水を作ります。その熱水を蒸気発生器に送り、蒸気を作ります。その蒸気でタービンを回して発電するのです。

全周型実物大原子炉模型

全周型実物大原子炉の模型

 サイエンス館の館内中央には、実物大の原子炉の模型があります。想像以上の圧巻の規模です。そのほか、発電の仕組みや安全を守る仕組みを館内各所のシアター映像やパネル、楽しいゲームを通して紹介しています。子どもから大人まで、楽しみながら学べそうです。

スタッフの方が丁寧に案内してくれます

館内スタッフが丁寧に案内してくれます

 最上階の展望ルームでは、発電所や玄界灘の海、玄海国定公園などが一望できます。
 発電所は、バスにスタッフが乗り込み、車窓見学が可能です。写真撮影は禁止でしたが、とても貴重な機会でした。

 続いては、原子力訓練センターを見学。東京電力 福島第一原子力発電所事故を教訓とした安全対策にも取り組んでいて、緊急時には冷静な状況判断や適確な操作ができるよう日々、訓練をしているそうです。

シミュレータ室を見学室から見ることができます

シミュレータ室を見学室から見ることができます

訓練用の設備も見学しました

訓練用の設備も見学しました

原子炉容器上蓋(右)の開放や点検などの訓練を行います

原子炉容器上蓋(右)の開放や点検などの訓練を行います

 観賞用温室もゆっくり巡り、植物や花々をじっくり鑑賞しました。花をバックに思い思いに記念撮影するなど、リラックスムードで楽しみました。

発電所の温排水の熱を利用した「観賞用温室」も見学できます

発電所の温排水の熱を利用した「観賞用温室」も見学できます

温室ではイベントなども行われています

温室ではイベントなども行われています

 今回の見学には、8歳から86歳まで計48人が参加しました。皆さん真剣にスタッフさんの説明に耳を傾けていました。

※情報は2019.10.7時点のものです

この記事もおすすめ