宮本亜門氏が福岡雙葉学園で講演 ―グローバル時代を生き抜く人材になるために―【第2部】

10月14日、福岡雙葉学園でグローバル人材育成シンポジウムが開催されました。

生徒たちによるSGH(スーパーグローバルハイスクール)活動報告のほか、海外各地で活躍する宮本亜門氏の講演など、グローバル社会について深く考えさせられる内容が盛りだくさん。

そんなシンポジウムの様子をリポートします。

第1部に続き、第2部では「演劇から得た世界観」と題し、海外各地で活躍している演出家・宮本亜門氏が講演。

幼少期から日本文化が大好きだった宮本氏。

いつしか友達の輪から孤立し、学校に行けなくなった時期があったそうです。

ところが、その頃出会ったある大人が “一般的な” “普通の” 考えと異なる自身の意見や視点、発想を認めてくれました。

そのことで大きな喜びを感じ、自信をもつことができたと言います。

「人間の可能性を信じ、新しく見たことのないワクワクを、感動を通して多くの人に伝えたい」というのが演出家としての宮本氏の思い。

その独特な①クリエーション術と②心を開くコミュニケーション術から、メディアに“奉仕型リーダーシップ”と表現されることも。

①クリエーション術とは、時代と共鳴し、従来の枠をはずして異なるものが出会うことで生まれる化学反応を引き出すこと。

②心を開くコミュニケーション術とは、固定観念を押し付けず、変わった意見でも言い合い認め合うことで、能力を発揮しやすい環境をつくり、自立を促し個性や才能を伸ばすこと。

これらは宮本氏の生い立ちから、そして数々の海外経験から得られたスキルなのでしょう。

加えて国際社会では、感情的に衝突するのではなく、会話ができるよう計算したユーモアを交えるコミュニケーション力も大切だとか。

今後、国内でも外国人が増えていくと予想されており、海外に出なくても世界はますます密接に関わってきます。

そんな時代だからこそ「世界を知るため、平和であるためにグローバルな考え方、視点は大切だ」と宮本氏は講演を締めくくりました。

 

講演のあとは宮本氏と福岡雙葉学園の生徒たちのフリートーク。

生徒それぞれの視点で、講演内容について感銘を受けた点や共感した点を発表します

ユーモアあふれる宮本氏の講演に生徒も共感した様子

生徒から発想力を高めるために実践していることは何かを問われ、宮本氏は「こうと決めつけず、小さなことでも感動する純粋な感性を磨き続けることが大切」「地球規模で変革期を迎えている現代だから、新たな思想や、これまでなかった掛け合わせを生み出せる脳の柔らかさをもってほしい」とエールを送りました。

最後に生徒たちはSGHで学んだことを将来どのように活かしたいか、英語でスピーチ。

チャレンジ精神あふれる内容に宮本氏も「生徒たちから勇気をもらいました」と絶賛。

「一人一人全員に、その人にしかできないことがある。自信をもって!」とメッセージを残し、フリートークが終了しました。

 

福岡雙葉学園では、他にも多くの生徒が国際平和大使として活躍したり、次世代リーダー養成塾に参加したりするなど、グローバル活動の場を広げています。

詳しくは福岡雙葉学園の公式HPをご覧ください。

※本シンポジウムでの生徒たちによる活動報告はこちら

 

※情報は2017.10.16時点のものです

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