ロックの殿堂、笑いの拠点へ。ビブレホールが福岡吉本の常設劇場に

吉本興業福岡事務所(福岡吉本)が、福岡市・天神のファッションビル「天神ビブレ」8階のビブレホールを借り上げ、9月から専用の常設劇場「よしもと天神ビブレホール」として運営することが分かった。プロ・アマを問わずライブハウスとして長年親しまれてきた空間が、お笑い文化の発信拠点に生まれ変わる。

9月から福岡吉本の常設劇場に生まれ変わる「ビブレホール」=6月30日、福岡市の天神ビブレ8階

ビブレホールはビル開業の1982年、多目的ホールとして誕生した。小規模ながら音響設備に定評があり、ミスターチルドレンなどの人気バンドも出演。90年代は年間千組前後がステージに立ち、ロックの殿堂として名をはせた。

福岡吉本の常設劇場は、JR博多駅前の「吉本ゴールデン劇場」(1999~2004年)、JR小倉駅近くの「あるあるYY劇場」(12~15年)に続いて3カ所目。福岡市では14年半ぶりの復活となる。

福岡吉本によると、狙いは地元の所属タレント(35組53人)の活動と、今春開校した新人養成所吉本総合芸能学院(通称・NCS)福岡の受講生(1期生32人)育成の拠点づくり。これまでイムズホールや博多リバレインホールと併せ、ビブレホールもレンタル方式の拠点としていたが、平日を中心に月3回程度しか使えない状況が続き、常設再開を模索したという。

ホールは着席なら110人、スタンディング(立ち見)は250人を収容できる。6月下旬、施設側とテナント入居契約を結び、現在、開業に向け、こけら落とし公演を企画している。

福岡吉本は「多くの若者が集まる天神のど真ん中で従来以上に笑いを発信し、全国で活躍したり、地元で息長く愛されたりする芸人を育てたい」と意気込む。

=2018/07/05付 西日本新聞夕刊=

※情報は2018.7.5時点のものです

天神ビブレ

住所福岡市中央区天神1-11-1
TEL092-711-1021
URLhttp://www.vivre-shop.jp/vivre/pc/store.php?SHOP=tenjin

西日本新聞

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