
中村獅童さんと尾上松也さんが新天町をパレード。博多座歌舞伎「あらしのよるに」をPR
11月博多座公演・新作歌舞伎「あらしのよるに」の上演を記念して8月31日、主人公のオオカミ・がぶ役の中村獅童さんと、ヤギ・めい役の尾上松也さんによる新天町パレードが開催されました。
集まったファンや買い物客らでにぎわう中、絵本「あらしのよるに」作画と博多限定ポスター・チラシのイラストを手掛けたあべ弘士さんも加わり、新天町商店街を練り歩き。雨の中、2人を一目見ようと2000人が集まり、にぎわいを見せました。
獅童さんは「大好きな博多の街で自分のライフワークとなっている『あらしのよるに』が上演できてうれしいです。京都での初演、翌年の歌舞伎座ともに札止めになりました。博多でも札止めになるようによろしくお願いいたします!良い席はお早めに」とあいさつ。
松也さんは「今回、博多座でご覧いただけるのはすごくうれしいです。一度と言わず、二度、三度。二度目に来るときには友人、知人、隣人、全員誘ってきていただいて盛り上げてくだされば」と来場を呼びかけました。
その後行われた会見で「初演時にはお子様連れも多く、退屈せずに身を乗り出して、僕らまで聞こえるくらい大きな声で笑ってくれていた」と獅童さん。「自分も子どものころに母と行った映画や芝居を今でも思い出したりします。その子たちが大人になった時に、小さいころにお母さんと歌舞伎を見に行ったなと思い出してくれて、また行ってみようかなと思っていただければうれしいです」とも。
同公演は、獅童さんの希望で4歳以上からの入場が可能。「普通は、芝居中に子どもが大きな声を出すと『シッ!』と注意するお母さんが多いですが、この芝居に限っては笑いたい時に笑っていただいてOK。気兼ねなくお子様連れでお越しいただければ」と話していました。
原作は、1994年に第1作が出版され、シリーズ累計300万部を超えるベストセラー絵本「あらしのよるに」。嵐の夜、暗闇の中で出会ったオオカミとヤギがお互いの正体を知らぬまま意気投合。「あらしのよるに」を合言葉に再会した翌日、お互いの姿に驚きながらも友情を育んでいく。
博多座11月公演 新作歌舞伎「あらしのよるに」
日時:11月3日(土)~11月27日(火)
場所:博多座
観劇料:A席15,000円 特B席12,000円 B席9,000円 C席5,000円
問:博多座電話予約センター 092-263-5555 (10:00~18:00)
<取材:ファンファン福岡編集部・秋吉真由美>
※情報は2018.8.31時点のものです
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