カプセル博多人形が11月に復活!「終了宣言」後も要望強く

今年1月に惜しまれつつ「終了宣言」となった博多人形商工業協同組合青年部(西山陽一会長)のカプセル入り博多人形がこの秋、復活する。11月2~4日に福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開かれる「第35回伝統的工芸品月間国民会議全国大会(KOUGEI EXPO in FUKUOKA)」で、手のひらサイズながら1個1万円というプレミアム感はそのままに、初日午前11時の開場と同時に売り出される。

カプセル入り博多人形として売り出す「三面大黒天」(右)と、新たに制作中の「菅原道真」

カプセル博多人形は、若手人形師でつくる青年部が2017年1月の青年部展で初めて販売。当初は1個500円で「出せば即完売」の人気となった。

だが業界内から「技術の安売りだ」などの批判が出て、今年の青年部展では金箔(きんぱく)を使うなど高品質化を図って1万円に値上げ。「これが最後」と宣言したところ、20倍もの値上げにもかかわらず完売した。

復活は、久留米絣(がすり)や上野(あがの)焼など県内の伝統的工芸品7産地の青年部による合同企画の一環。会場2階に設けられた7産地のコーナーに自動販売機を設置。1万円と引き換えたコインを自販機に投入する。

人形は「三面大黒天」など1月に販売したのと同じ型のほか、「菅原道真」など新作も準備中。100個を目標にメンバー6人が各10~20個を作る。カプセルは高級感ある金色で、きり箱なども付属する。

西山会長(39)は「復活の要望が強く、特別な大会を盛り上げるため決断した。メンバーは良い物を作ろうと張り切っており、1万円にふさわしいクオリティーにしたい」と話している。同組合=092(291)4114。

※情報は2018.10.9時点のものです

西日本新聞

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