12月オープンの福岡市総合体育館を報道陣に公開! 10/28に市民見学会も

 福岡市は東区のアイランドシティに12月1日に開館する市総合体育館の内部を報道陣に公開した。1級建築士の江口聡一郎さん(36)によると、設計のコンセプトは「全ての人にスポーツを」。プロスポーツや国際試合だけでなく、老若男女や障害のある市民も運動や観戦を楽しめる施設になったのが大きな特徴だ。

福岡市総合体育館の外観。手前はバスケットボールを模したモニュメント

 市によると、体育館は地上4階建てで延べ床面積が約2万5千平方㍍。民間のノウハウを生かすためPFI事業者が整備、活用する。市からの委託費は2033年度までの運営費込みで約148億円、うち整備費が約95億円を占める。

西日本最大級の広さのメインアリーナ(パノラマ機能で撮影)

 メインアリーナは広さが西日本最大級。天井まで高さ15㍍で、バレーボールや新体操などの国際試合の基準も満たしている。観客席は約5千席で、どの席からも競技が見やすい設計で、「車いす席の前の観客が興奮して立ち上がっても視界を妨げない」(江口さん)。使いやすさを重視し、メインやサブアリーナ、武道場、弓道場など各競技場のそばに更衣室やトイレなどが配置されている。

プロスポーツ選手の利用も想定、着替えやミーティングもできるメインアリーナの控え室

 トレーニングルームには高齢者や障害者も体を鍛えられるマシンなどが設置され、ボルダリングができる壁もある。館内には車いす利用者などがシャワーを使える多目的更衣室や、盲導犬や介助犬などが使えるトイレもある。室内外の温度差などを感知して自動で開閉する窓を設置し、外気を取り入れて空調費を節約する工夫もされている。

ボルダリングができるスペースもあるトレーニングルーム

 28日には市民向けの見学会もあり、元陸上選手の為末大さんやロンドンパラリンピックのゴールボール女子の金メダリスト、浦田理恵さんのトークセッション、パラスポーツ機器の体験会も開かれる。いずれも事前申し込み不要。見学会やイベントの問い合わせは市スポーツ協会事業課=092(645)1231。

動物たちが運動する壁画が描かれたキッズスペースもある

※情報は2018.10.23時点のものです

西日本新聞

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