マークイズ福岡、完成! AIが案内、光認証、運搬ロボ・・・最新技術導入

 三菱地所は15日、福岡市中央区のヤフオクドーム隣接地に開く商業施設「マークイズ福岡ももち」の完成祝賀会を開いた。21日に開業する。2016年3月に閉鎖したホークスタウンモール跡地に、新たな大型施設が誕生する。

 マークイズは三菱地所の旗艦商業施設のブランドで、静岡、横浜に次いで福岡は全国3カ所目。店舗面積は約4万8千平方㍍で最大規模。福岡県内初出店44店を含む163店が入る。ホークスタウンモールに続き、複合型映画館や大型ライブハウスが入る。祝賀会で三菱地所の吉田淳一社長は「新たなランドマークとして地域に愛してもらいたい」と語った。

 「マークイズ福岡ももち」には人工知能(AI)やロボットなど新しい技術を使った機器やサービスが導入される。日本初のものもあり、三菱地所は利便性と話題性の両方を高める狙いだ。

マークイズ福岡ももちに設置された、AIを活用した案内システム=15日、福岡市中央区

 2階のインフォメーションコーナーに設置するのは、AIを使った案内システム。入居店舗が情報を随時発信できる投稿システムと連動しているのが特色で、日本初のサービスという。商品の入荷やイベントの状況などを常に反映させることができる。端末の画面に話し掛けるとAIが情報を選んで音声と画像で案内する仕組みで、日英中韓の4カ国語にも対応している。

 照明光にスマートフォンのカメラをかざすだけで特定のインターネットサイトを案内する「光ID」も常設での導入は初めて。情報を組み込んだ特殊な光を放つ照明を用いており、2次元コード(QRコード)のように印刷する必要がない。スタンプラリーのようなイベントに活用して回遊性を高めることも可能だ。

センサーで人を追尾して走行することができる荷物運搬用のロボット

 人手不足に対応するため、清掃と荷物の運搬をそれぞれ担うロボットも1台ずつ配備。運搬ロボットはフランス製で、日本で使われるのは初。最大300㌔を積載し、センサーで前を歩く運搬担当者を追尾しながら動く。清掃ロボットは1時間当たりの床清掃面積が人の作業と比べて約5倍広いという。三菱地所は「次世代の施設運営のモデル構築を目指したい」とする。

※情報は2018.11.16時点のものです

西日本新聞

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