LINEで転出入について自動応答 福岡市で実証実験スタート

 春の引っ越しシーズンが本格化する中、福岡市の転出入手続きに必要な書類や手順、窓口の混雑状況をスマートフォンなどの無料通信アプリLINE(ライン)で確認できるサービスの実証実験が6日、始まった。

 自動応答システムが24時間対応で問い合わせに答える仕組み。市民の利便性アップと、繁忙期における窓口の混雑解消の効果が期待されている。

LINEの引っ越し・証明案内サービスは短時間で必要な情報を届けてくれるのが特徴だ

 市によると、2017年度の市ホームページアクセス数は、住民票や戸籍謄本の取得方法などが上位。区役所への問い合わせも多く、行政事務の負担軽減も課題となっていた。

 今回の新サービスの事業者は、福岡市が支援する実証実験フルサポート事業の公募で選ばれたLINE(東京)など。

 利用方法は、まずLINEアカウント「福岡市引っ越し・証明案内」を友達に追加。LINE上で、転出入状況や家族構成を答えると、引っ越しに必要な書類一覧が返信され、区役所の窓口以外で証明書を取得できる方法も教えてくれる。また、調べたい内容のフリーワードを入力すれば、人工知能(AI)が解析して回答する。簡単な方言にも対応できるという。

 同社によると、書類や手続きの把握に要する時間は5分から30秒程度に短縮される。実証実験は来年3月末まで。市は費用対効果などを検証した上で、本格導入も視野に入れる。

※情報は2019.3.7時点のものです

西日本新聞

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