福岡市動物園のツシマヤマネコの雌「リリー」死ぬ

 福岡市動物園は9日、飼育していた国の天然記念物で絶滅危惧種ツシマヤマネコの雌「リリー」が死んだと発表した。同園生まれの15歳で最高齢だった。園が飼育するツシマヤマネコは11匹になった。

 園によると、3月にリリーの舌に傷が見つかり治療を続けていたが、食欲が落ち4月30日に死んだ。ツシマヤマネコの平均寿命は15年前後。

ツシマヤマネコの「リリー」(福岡市動物園提供)

 リリーは繁殖を期待されて東京の動物園や市動物園で雄とのペアづくりを飼育員が働き掛けてきたが、警戒心が強い性格からか、けんかするなどして雄を寄せ付けず、生涯出産しなかった。舌の傷が見つかるまでは元気に過ごしていたという。園担当者は「命を全うしてくれて感謝している」と寂しげだった。

※情報は2019.5.10時点のものです

福岡市動物園

住所福岡市中央区南公園1番1号
TEL092-531-1968(総合案内所)
URLhttp://zoo.city.fukuoka.lg.jp/

西日本新聞

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