ボルダリングに初心者が挑戦! 天神近くのクライミングジムに行ってみた

 2020年東京五輪で正式種目として採用され注目を集めている「スポーツクライミング」。その中の種目の一つ「ボルダリング」が気軽に体験できる場所が福岡市内にもいろいろあります。「クライミングとボルダリングの違いって何?」「必要な道具や技術って?」と何もかもはじめての編集部員が、「ブラボークライミング福岡天神」(福岡市中央区)で体験してきました!

今回ボルダリングを体験したブラボークライミング福岡天神

 東京五輪で実施される「スポーツクライミング」は、スピード(クライミング)、リード(クライミング)、ボルダリングの3種目の合計点で順位を決める競技です。「スピード」は、同じ条件で設置された高さ15m、傾斜95度の壁を2人の選手が同時に登って速さを競い、「リード」は同じく高さ15mの壁を制限時間内にどの地点まで登れるかを競います。そして「ボルダリング」は、高さ4mの壁を制限時間内にいくつ登れるかで競います。

 種目によっては安全確保のためのロープを装着しますが、登るための道具の使用は認められず、素手とクライミングシューズのみで壁に挑戦します。道具に頼らず岩を登る「フリークライミング」の、競技性、スポーツ性を高めたものが「スポーツクライミング」ということなんですね。

店に入った途端、壁一面にカラフルな石が見えてテンションもアップ

 実はこうした知識もなく、「ボルダリング」というと、命綱を着けて、チョークを手に高い岩壁を登るイメージだったので、体験する前は「初心者が気軽に行っても楽しむどころではないかもしれない…。そもそも登れるのだろうか」とドキドキしていました。

 事前に電話で用意するものなどを聞くと「運動しやすい格好、あとは靴下があれば、他は必要ありませんよ」とのこと。シューズはクライミング専用のものが必要なのですが、もちろん持っているはずもなく…。レンタル(税込み330円)しているそうなので借りることにします。

 とりあえずジャージを片手に、仕事帰りに訪れてみます。西鉄福岡(天神)駅から徒歩で10分ほど、福岡市中央区大名の飲食店などが立ち並ぶ街中に、ガラス張りのビルがあります。外から少し見えるカラフルな壁に、気分が高まってきました。

今回教えてくれた飯田さん

 今回指導してくれる店長の飯田陽大さんが、料金や施設の案内をしてくれます。ひとまず体験してみたい人はビジター料金2,160円(2時間)がオススメ。スマホアプリ「ブラボー福岡天神」に事前登録していると、受付がスムーズです。

ロッカーは全て鍵付きで安心

 更衣室でジャージに着替えて、いざ実践。最初にボルダリングとはどういうものなのか、施設の利用法や登るルートの説明など一通り説明を受けます。

 「ボルダリング」は命綱など身に着けるものは使わないんだとか。こちらの壁は最高でも高さ3.5mで、子どもが登れるキッズスペースもあります。

こちらがキッズスペース

 全員がチョークを付けるものだと思っていましたが、手汗をかきやすい人やすべりやすくなったときだけでOKだそうです。

 登りやすいように好き勝手に登っていいのかと思っていましたが、ルートを守るのがルール。壁に付いているホールド(石)の横にふってある番号や記号を目安に登っていきます。

難易度が書かれた紙。色分けしてあるのは実際に登るホールドの色を示しています

 一番簡単なルートはホールドも多く、手が掛けやすいようにくぼみがあります。また、手を掛けるところはルート通りでないといけませんが、足は自由に置いていいそうです。レベルが上がるごとにホールドの配置も複雑になり、手も足もルートが限定されるようになっています。

最初に10分ほど、説明を受けます

 スタートとゴールは両手でホールドをつかみます。

真剣な表情

 ジャンプして登る、降りる行為だけは禁止です。壁の下はやわらかいマットが敷かれてはいますが、飛び降りると捻挫などに繋がってしまうので気を付けてください。

 説明を受けた後に靴の選び方を習います。クライミングシューズは、少しきつめにしないといけないそうで、普段履いている靴より1cmほど小さいサイズでちょうどいいそうです。「少し痛いかな? と思うくらいじゃないと、ホールドの上で踏ん張りがきかないんですよ」と飯田さん。つま先がギュッと折り畳まれる感覚があればOKです。

靴の選び方から教えてもらいます

 慣れた人はギチギチの靴を履いたりするそうですが、「それで長時間は耐えられないな」と思いました。実際は1回登りきると体力を相当消耗するそうで、そのたびに靴も着脱しているとか。

実際に登ってみせてくれました

 初めて登るときはスタッフさんがルートを教えてくれます。傾斜もなく、ホールドもつかみやすい初心者向けのルートを、言われた通りに登ると時間にして1分もかからないくらいで頂点へ。腕の力だけで登ってしまったのですが飯田さんが言うには「慣れてくると足の反動で登れるようになります。弾みをつけて上へ自分を押し上げるイメージです。腕だけでぐいぐい登ってしまうと、すぐ疲れてしまうんですよ~」

 2回目以降は足を意識して登ってみましたが、翌日腕は筋肉痛でパンパンでした。なるほど…。

一度登れるようになるとあとは黙々と登るのみ!

 黙々と登る楽しさに没頭しているとあっという間に2時間経ってしまいました。傾斜があるところはさすがに無理だったのですが、「あの壁を攻略したい!」という気持ちがメラメラと燃えてきたので、また挑戦したいと思います。

さすがに登れなかった壁。店舗の奥になればなるほど傾斜があります

 昔は男性が多かったと言いますが、最近ではその気軽さに気付いた女性のお客さんも増えているそうで、皆さん黙々と、そして楽しそうに登っていました。

手洗い場、足洗い場できれいに洗って帰ります

 平日は午後11時まで開いているので、仕事帰りに立ち寄れるのもいいですね。休日になると家族で訪れるお客さんも多いそうで、老若男女人を選ばないスポーツだなと思いました。

 身一つで挑戦できるボルダリンク、一度挑戦していると東京五輪を見るのがさらに楽しくなるかもしれませんね!

 

ブラボークライミング福岡天神
住所:福岡市中央区大名1-6-8 バルビゾン96 1階
営業:平日11:00~23:00、金曜14:00~22:00、土・日曜、祝日11:00~21:00
電話:092-718-1222
※金曜日は早く閉まる場合もあるので、問い合わせを

※情報は2019.5.20時点のものです

ブラボークライミング福岡天神

住所福岡市中央区大名1-6-8 1階
TEL092-718-1222
URLhttp://bravoclimbing.com/shop_fukuoka-tenjin.html

やはた

この記事もおすすめ