「中洲ちんや」71年の歴史に幕 「祝いめでた」で別れ

 福岡市博多区中洲で71年間にわたって愛された老舗すき焼き店「中洲ちんや」が27日で閉店した。営業終了後の深夜、博多祇園山笠の男たちが集まり「博多祝い唄(うた)(祝いめでた)」と博多手一本で別れを惜しんだ。

営業を終えた「中洲ちんや」の前で、店の関係者と長法被姿で「博多祝い唄」を歌う博多祇園山笠の男たち

 「ちんや」は九州産黒毛和牛を使ったすき焼きや洋食で人気を博したが、2代目の古賀人美さん(71)が「もう十分やりきった」と閉店を決めた。

 この日は、地元の常連客など約50人が集結。店先に並んだ古賀さんらを前に、地元の中洲流だけでなく、さまざまな流の長法被を着込んだ男たちが「祝いめでた」を朗々と歌い、手一本を入れて締めくくった。古賀さんは「地域の方々にこれだけ大事にされ、本当にありがたい」と感極まっていた。

※情報は2019.7.30時点のものです

西日本新聞

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