小中学生の“IT甲子園”、福岡市で8月開催 3,000人の来場見込む

 情報技術(IT)を学ぶ子どもたちの“甲子園”をつくろう―。小中学生がITを使った表現や知識を競う大会が8月10日、福岡市の福岡国際会議場である。

 2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育に注目が集まる中、幅広い視点でITを学ぶ面白さに触れてもらおうと市内のプログラミング教室講師らが企画。3,000人以上が来場する見込みだ。インターネットで運営資金を募るクラウドファンディング(CF)にも取り組む。

大会前の会合で、関係者にプログラミング技術を紹介する小学生

 大会は「エクサキッズ2019」。子ども向けIT競技会では西日本最大級となる。プログラミングの作品コンテストや小型無人機ドローンのレース、セキュリティーのクイズなど5種目で構成。メインのプログラミングコンテストは、使用言語や作品の形態を問わない自由度の高さが特徴だ。

 「子どもたちが個性や創造性を発揮する舞台をつくりたかった」と実行委員会の古林侑樹委員長(34)は話す。14年に福岡市でプログラミング教室を開き、小中学生に教えてきた。必修化が決まって以降、IT企業や教育企業が次々と教材や商品を売り出しているが、子どもたちがもっと自由に、主体的にITを学ぶ必要性を感じた。

 他の教室の講師や教育関係者に声を掛け、18年に1回目の大会を企画。想定の6倍以上となる約3,000人が来場した。子どもたちの生き生きとした表情に手応えを感じた一方、手弁当の運営には課題が残った。今回は広い会場を確保し、CFサイト「レディーフォー」で31日まで運営資金を募る。

 前回大会に出場し、今回はスタッフとして関わる高校2年の男子生徒(16)は「プログラミングで学んだことを人前で発表する機会は少ないので自信になる。他のすごい人たちを知ることができて世界も広がる」。古林さんは「子どもたちの発想から未来が見える」と来場を呼び掛けている。

=2019/07/27 西日本新聞=

※情報は2019.7.30時点のものです

福岡国際会議場

住所福岡市博多区石城町2-1
TEL092-262-4111
URLhttp://www.marinemesse.or.jp/congress/

西日本新聞

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