小林一三と松永安左エ門 茶の湯交遊録~福岡市美術館

電気事業再編成を行い、戦後日本の高度経済成長を支えた耳庵・松永安左エ門(1875~1971)と、宝塚歌劇の創始者としても知られる逸翁・小林一三(1873~1957)。戦前から戦後にかけて活躍した2人の大茶人の足跡をたどる「茶の湯交遊録 小林一三と松永安左エ門―逸翁と耳庵の名品コレクション」が、福岡市美術館で開かれています。2月16日まで。

「電力の鬼」と畏怖された松永安左エ門と、「今太閣」と称された小林一三。慶応義塾の同窓で終生の友だった2人ですが、仏教美術を取り入れた侘び茶の世界を追求した松永安左エ門に対し、小林一三はヨーロッパのガラス器などを取り入れた、華やかな茶の世界を創造しました。最初の写真には、小林一三の「五彩蓮華文呼継茶碗 逸翁銘『家光公』」(元時代)が写っていますが、次の写真には、松永安左エ門の「黒樂茶碗 銘『次郎坊』」(桃山時代)が写っています。

対照的で面白いですね。

逸翁・小林一三は、昭和32年1月25日に急逝。耳庵・松永安左エ門は1月27日、逸翁を送る気持ちを秘めた茶会を遠く離れた小田原で開いたそうです。同時代を生き、ともに活躍した大茶人2人の「茶の湯交遊録」。お楽しみください。

※情報は2014.1.16時点のものです

茶の湯交遊録 小林一三と松永安左エ門

住所福岡市中央区大濠公園1-6
TEL092-714-6051(福岡市美術館)
FAX092-714-6145(福岡市美術館)
URLhttp://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/2013/chanoyu/chanoyu.html
その他

観覧料/一般200円、高・大生150円、中学生以下無料。

月曜日休館。

会期中展示替えがあります。

前期:1月5日~1月26日

後期:1月28日~2月16日

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