落語を通して歴史や文化をもっと身近に!九州国立博物館で寄席企画

博物館×落語でもっと歴史や文化が面白くなる!九州国立博物館(太宰府市)で4月24日、落語家の柳家さん喬さんを迎えた「第1回みゅーじあむ寄席」が開かれました。

柳家さん喬さん

柳家さん喬さん

落語を通し、九州博物館にゆかりのある文化財や当時の庶民文化について観客に親しんでもらおうと初めて企画。この日の演目は、講談「細川茶碗屋敷の由来」を人情話にしたといわれる「井戸の茶碗」。江戸の街で紙くずを売買する正直者の清兵衛をはじめ、実直で正直な登場人物たちの意地の張り合いがユーモラスに描かれた明るいお話です。

さん喬さんの巧みな話芸の後、九州国立博物館の一瀬智さん(近世史)、酒井田千明さん(陶磁史)が登壇し、さん喬さんとのトークイベントも開催。話に出てくる「くずや」や「長屋」「はらごもり」などのキーワードや当時の物価についての説明がありました。

(左から)一瀬智さん、酒井田千明さん、さん喬さん

井戸の茶碗は、当時珍重された高麗茶碗のひとつ。現在、九州国立博物館4階の文化交流展示室には「大井戸茶碗」(東京国立博物館蔵)が展示中です。さん喬さんは「落語は生活の中から生まれてきた文化。博物館に展示されているものも生活の中で使われていたもの。落語を通して当時の生活に思いをはせ、想像力を膨らませて実際に博物館で展示してある展示品を見れば、もっと文化財を身近なものに感じてもらえるのでは」と話していました。実際に、落語を聞いたのち、4階の文化交流展示室に足を運ばれた方も多くいらっしゃいました。

第2回「みゅーじあむ寄席」は、8月7日(日)に柳家喬太郎さんを招いて開催予定。落語から博物館、博物館から落語へと興味の幅が広がる機会をぜひお楽しみください。

※イベントに関する問い合わせは、 九州国立博物館交流課 092-929-3291

 

※情報は2016.5.6時点のものです

九州国立博物館

住所福岡県太宰府市石坂4-7-2
TEL050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
URLhttp://www.kyuhaku.jp/

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