影絵作家・藤城清治さん卒寿記念! 光と影の世界展 福岡市博物館

日本における影絵作家の第一人者、藤城清治さんの福岡初の本格的展覧会が3月21日~5月11日、福岡市博物館で開催されます。

こびとや猫など愛らしいモチーフから聖書や童話の世界まで、幅広いテーマで独自の世界を創り続ける藤城さんは、戦争中、学業の半ばで軍隊に行き、戦後再び学生に戻るという激動の時代を生きてこられました。御年89歳。そして、展覧会期間中の4月17日、藤城さんは90歳の誕生日を迎えられます。

藤城清治さん(撮影/沢渡 朔)

藤城清治さん(撮影/沢渡 朔)

こちらの作品は、「月光の響」1981年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「月光の響」1981年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「月光の響」1981年©Seiji Fujishiro/HoriPro

月光の光が大きな木に差し込み、その光の下でチェロを奏でている作品です。

藤城さんは、以前、影絵への想いについて「戦争が終わっても焼野原の日本はまだまだ停電がつづいていた。そんななかで一筋の光を求め、美を求め、平和を求めていた。そんな時代に影絵にめぐりあった」と語ってます。透明な光と神秘的な影が織りなす美しい世界―。「月光の響」もそうですが、藤城さんは影絵と出会った20代のころからこれまで、作品を通じてずっと「光」や「美」「平和」の大切さ、ありがたさを私たちに教えてくれています。

「アリスのハート」2005年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「アリスのハート」2005年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「湿原のミズバショウとこびと」2011年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「湿原のミズバショウとこびと」2011年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「宮沢賢治童話 銀河鉄道の夜 天気輪の木」2010年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「宮沢賢治童話 銀河鉄道の夜 天気輪の木」2010年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「角笛と少年」2005年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「角笛と少年」2005年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「マボロシの鳥」2011年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「マボロシの鳥」2011年©Seiji Fujishiro/HoriPro

ずっと眺めていたい、心が洗練される素敵な作品ばかりです。

展覧会では、福岡をテーマに創り上げた最新作を含む200点を超える作品が展示されます。

「博多祇園山笠」2012年©Seiji Fujishiro/HoriPro

「博多祇園山笠」2012年©Seiji Fujishiro/HoriPro

また、藤城さんのサイン会もあります!(3/22,4/20,4/27,5/5,5/6の午後1時半~)

4月20日には、藤城さんの卒寿を記念したイベントも開催♪

※参加方法などの詳しい情報は公式ホームページでご確認ください。上記の予定は変更になることがございます。あらかじめご了承ください。

 

「ぼくは光と影で、自然の美しさ、生きるいのちの尊さを描くと同時に、人生を描いてゆきたいと思っている。影絵は、光と影と祈りの芸術だと思っている」と藤城さんは語ります。光の芸術家・藤城さんが生み出す美しい影絵の世界を、この機会にぜひご堪能ください。

※情報は2014.3.20時点のものです

福岡市博物館

住所福岡市早良区百道浜3丁目1-1
TEL092-845-5011
FAX092-845-5019
URLhttp://museum.city.fukuoka.jp/
その他

公式HP:http://fujishiro-fk.jp/

観覧料:一般1400円(1200円) 高大生800円(600円) 小中生500円(300円)

※( )内は前売り、20名以上の団体料金

月曜日休館(5/5は開館、5/7は休館)

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