[タイムトラベル]中洲のデパートの屋上に動物園が?!

1945年の福岡大空襲で焼け野原になった福岡市街地。その様子を見て、当時中洲にあった福岡玉屋の社長、故・田中丸善八氏は「子どもたちに夢を」と7階建てのデパートの屋上に動物園を作りました。

1949年12月の開園当初は子グマ、サル、ワニ、クジャクなどが人気を集めました。翌年8月にはタイからゾウのサワン嬢が来福し、市民からの応募で「ふくちゃん」と命名されてたちまち人気者となりました。体重1トンのふくちゃんを屋上まで運ぶのはスタッフ十数人がかりでも大騒動。ニンジンやサツマイモで気を引きながら、荷物用大型エレベーターに乗せて約1時間半かけて運搬しました。

その後1953年に福岡市動物園の開園とともに惜しまれつつ閉館。同年6月に開催された市議会の議事録によるとライオン、ニホンザル、ハイエナ、マレーひょう、ホロホロ鳥など14種の動物が福岡市に譲渡されています。

 

※情報は2016.10.14時点のものです

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