『ナニコレ?』がいっぱい!長崎・雲仙市で出会った絶景&珍景

島原半島に位置する雲仙市といえば、雲仙温泉が有名で、日本初の国立公園に指定されたことでも知られています。が、それだけではありません!海を眺めながら楽しめる足湯や、天然岩盤浴の星空観賞、見たことのない奇妙な踊り・・・。今回は、そんな雲仙の魅力をご紹介します。

■熱量日本一の小浜温泉 日本一長い足湯でゆるり

アメリカ前大統領のオバマさんと同じ名前ということで話題になった小浜温泉。ここの源泉温度は105度で、熱量は日本一!川や海から湯けむりが立ち上る様子はどこか幻想的で旅情的です。

オバマくん人形がお出迎え

オバマくん人形がお出迎え

とにかくすごい湯煙に驚きます。

とにかくすごい湯煙に驚きます。

源泉温度の105度にちなみ、海辺には日本一長い足湯「ほっとふっと105」(105m)があります。目の前に広がる海。夕方には海辺に沈む夕日も眺められるそうです。

気が付けば、足湯につかって隣の人と談笑している人や、優しい眼差しで海辺を見つめている人。「きもちぃ~」。あちこちでそんな声が聞こえます。

こんなタオルも販売されていました。

こんなタオルも販売されていました。

海上露天風呂。最高ですね!

海上露天風呂。最高ですね!

蒸し釜も!

蒸し釜も!

温泉といえば温泉たまご♪

温泉といえば温泉たまご♪

温泉や足湯で温まり、蒸し野菜や温泉たまごを食べるなんて、極楽、極楽。
温泉街には、世界三大花木のひとつ「ジャカランダ」の木々が立ち並び、気持ちよく散策ができます。6月には紫色の花が咲き、5月末~6月下旬には「小浜温泉ジャカランダフェスタ」が開催。並木道のライトアップもあるそうですので、初夏にもぜひ訪れてみたいと思います。

ジャカランダの樹。初夏には淡い紫色の花をつけるそうです。

ジャカランダの樹。初夏には淡い紫色の花をつけるそうです。

■天然岩盤浴で満天の星空観賞

激しい噴気が特徴の「雲仙地獄」ですが、ほぼ噴出が収まっている旧八万地獄では、地熱を利用した「エコタツ」が楽しめます。高温を保っている地面の岩肌にテーブルと布団を置いた、電気を使わないエコなコタツ(エコタツ)。大地の熱を感じながら、満天の星空を眺める体験は忘れられない思い出になること必至です。

※関連記事「【絶景】天然の岩盤浴で天然のプラネタリウムが楽しめる☆雲仙温泉の星空コタツ」

ここでしか体験できないことができる。ここでしか見られない景色がある。これが旅の醍醐味ですね。

エコタツを体験し、温泉に入り、ゆっくり眠って起きた翌朝は、ぜひ早朝のノルディックウォーク体験を。地元インストラクターの方が早朝の温泉街を楽しく案内してくださいます。

朝、宿泊した旅館から見えた景色。すぐ近くに湯煙が!

朝、宿泊した旅館から見えた景色。すぐ近くに湯煙が!

ノルディックウォーク体験「早朝ARUKU MONT(アルクモン)」は、雲仙温泉宿泊者を対象にしたもので、土・日・月の7:00~8:00の1時間程度、2本のポールを使ってウォーキングを楽しむものです。

(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟公認指導員の方が案内してくれます。

(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟公認指導員の方が案内してくれます。

澄んだ空気の中、昼間や夜とは違った光景を目にすることができます。

昨夜、エコタツがあった場所も訪れました。ここで眺めた星空のことを思いだしながら、気持ちの良いウォーキングが楽しめました。

約1時間歩き、旅館に戻って朝食。歩いた後なので余計に美味しくご飯をいただくことができました。星空観賞と早朝散策。雲仙に行ったら宿泊して、ぜひここでしかできない体験をお楽しみください。

■ナニコレ!? 250年前から伝わる郷土芸能「鳥刺し」

雲仙市には、佐賀神代領鍋島氏の陣屋跡で国指定重要文化財の「旧鍋島家住宅」があります。
正面には慶応元年に完成した長屋門と30mの石塀が堂々と立ち、周囲には清らかな水が流れる水路、趣のある家々が散在しています。

旧鍋島家住宅は、長屋門や蔵など、敷地内の建物のほぼすべてが国指定重要文化財です。以前は外観のみの見学だったようですが、2014年(平成26年)2月からは、内部も見学できるようになりました。

歴史あるこの場所で、約250年前から伝わる郷土芸能を見学させてもらいました。その名も「鳥刺し」。一瞬、鳥の刺身が出てくるのかと思ったのですが、登場した方たちを見てビックリ!言葉を失いました・・・。

赤いふんどし姿の男性たちが長尺の竿を持って登場。唄に合わせて竿を天に突き上げたり、お尻を叩いたり、踊りはじめました。ナニコレ・・・。

どうやら、これは雲仙市国見地区に伝わる伝統芸能のようで、神代鍋島家が京都に行った際、家臣がそこで習い覚えたもののようです。京都で本当にこんなことやっていたのでしょうか。京都にも「鳥刺し」は受け継がれているのでしょうか。疑問が次々とわいてきますが、大切なことは、ここ雲仙市国見地区で約250年もの長い間、「鳥刺し」が大切に受け継がれているということ。しかも、誰でも踊れるわけではなく、この地区の男性だけ(いまは皆さんイチゴ農家だとか)が踊ることができるそうです。

迫力ある舞で、本当に飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

迫力ある舞で、本当に飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

「私も『鳥刺し』見てみたい!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、見られます!ぜひ旅の思い出にお楽しみください(一生忘れられないほどインパクト大です)。

◆対応可能時期(1月中旬~2月中旬・7月~8月・11月)

◆料金は、1団体あたり80,000円で、鍋島邸見学(ガイド付き)、鳥刺しの鑑賞(説明付き)が含まれます。
※鍋島邸入場料、別途200円必要

■四季折々の絶景に感動必至!

これまでご紹介した「足湯」や「エコタツで星空観賞」「鳥刺し」は、ぜひ体験してほしいのですが、雲仙市は四季折々の風景が本当に美しく、いつ行ってもインスタ映えする風景と出会えます。

今回は11月末に訪れましたが、「三十路苑」の紅葉も素晴らしかったです。

雲仙・島原地方の郷土料理であるサツマイモが原料のうどん“ろくべえ”で地元の人から親しまれている六兵衛茶屋の経営者が、8000坪の自宅裏山にもみじを植えだしたことが始まりという「三十路苑」。30年余り経った現在は、約1000本の鮮やかな紅葉が楽しめる人気のスポットとなっています。夜にはライトアップも。絶景の別世界が堪能できます。

春にはミヤマキリシマの紅一色となった花のじゅうたん、冬には白銀に輝く霧氷の幻想的な世界が楽しめる雲仙。そしてなんと、夏の平均気温(8月)は21.7度!まさに天然のクーラーです。九州にいながら、北海道の札幌と同じ涼しさが味わえるなんて、絶好の避暑地ですね。

春夏秋冬、一年中いつ行っても驚きと発見に満ちた風景や体験ができる長崎県雲仙市。ぜひみなさんも足を運んでみてください♪

※情報は2017.12.22時点のものです

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