
雨でも絶景の耶馬渓 おすすめスポットを紹介!
- 2018.3.31
- たび
「日本新三景」と称され、文化庁が認定する「日本遺産」にも選ばれた大分県中津市の耶馬渓。山水画のように美しい絶景が有名で、春夏秋冬いつ訪れても絵になる光景が広がっています。
※関連記事「日本遺産 中津市耶馬渓(やばけい)サイクリングロードを駆け抜けて 春の絶景を撮りに行こう!」
そんな耶馬渓の絶景を見たくて大分県中津市を訪れました・・・が、この日はあいにくの雨。ちょっぴり残念な気もしましたが、雨でも美しいものは美しい。自然と歴史、そしてそこに暮らす人たちの温もりを感じたプチトリップが楽しめました。
雨でも絶景!耶馬渓の魅力
「耶馬渓」は、江戸時代の儒学者 頼山陽が天然渓谷美を賞賛し、漢詩に「耶馬渓天下無」と詠んだことから名づけられました。石柱、岩窟、滝、巨石のパノラマはリアルな山水絵巻。自然の渓流が造り上げた絶景は必見です。
この日は雨で水量が増し、「渓流」という印象は正直感じられなかったのですが、突き出した岩や古い石橋など、これはこれで風情がありました。
晴れた日にぜひ体験したいのがサイクリング。実は、廃線となった旧耶馬渓鉄道線路跡でサイクリングが楽しめるんです!
その名も「メイプル耶馬サイクリングロード」。レンタサイクルの拠点は「やすらぎの郷やまくに」「耶馬渓サイクリングターミナル」「青の洞門サイクリングセンター風水園」の3カ所で、それぞれの場所で乗り捨てできます。自転車の種類も豊富で、ファミリーやビギナーでも安心して自転車乗りが楽しめます。
耶馬渓の景観を楽しみながら自転車を走らせる爽快感は何とも言えません。自転車専用道路は勾配も緩やかで走りやすく、景観を楽しんだり、寄り道してカフェや源泉かけ流しの温泉に立ち寄ったり。徒歩や自転車の旅では、車で走っていると気が付かない街の風景にも出会います。
途中、「あ、ここいいな!」と思う素敵な店は数多くあったのですが、今回は中でもおススメしたい3つの名店をご紹介します。
こちらのお蕎麦は絶品!自家栽培・自家製粉の名物 十割そばをいただきました。
最初は塩のみでいただいたのですが、目がくらむような美味しさ!塩だけでどれだけでも食べられそうな気がしたのですが、せっかくなのでつゆでも・・・これがまたまた美味しい!しいたけの味がしみ込んだ出汁に感動しました。
こちらのお店は、さらに温泉までありました。絶品そばと温泉(足湯もありました)が楽しめる名店です。
初夏、カフェの眼下の清流に毎年たくさんのほたるが舞うことから名づけられた「ほたるの雫」。こちらでは、フレンチプレスで淹れるオリジナルコーヒーや手作りスイーツなどが味わえます。
大きな窓の外に広がる自然を眺めながら、ゆったりとした至福の時が楽しめます。
こちらのカフェは、「小さなお宿 つきのほたる」の姉妹店で、同じ建物内に宿泊できる施設があります。見学させていただいたところ、開放感と木のぬくもりを感じる室内で、耶馬渓の絶景を眺めながら入れる半露天風呂もありました。いつかぜひ泊まってみたいです!
■ほのぼの茶屋
最後にご紹介するのは、「ほのぼの茶屋」。地元の女性たちが地元の食材を使った定食を格安価格で提供してくれる人気店です。
実家に戻ったような温かい雰囲気に包まれたお店で、こちらの定食がなんと400円でいただけます!
愛情いっぱいのおふくろの味。地元の人たちや家族連れでにぎわっていましたが、どんなに忙しくても笑顔がいっぱいのアットホームなお店でした。外ではしいたけや梅干し、柚子胡椒などが販売されていました。お土産探しでもぜひ立ち寄りたいスポットです。
耶馬渓にはほかにも名スポットがたくさんあります。春夏秋冬、そして晴れても雨でも楽しめる、耶馬渓の魅力をぜひみなさんも体感してみてください。
撮影:Webマダム (山本美千子)
中津市公式観光サイトはこちら
中津耶馬観光協会のサイトはこちら
※情報は2018.3.31時点のものです
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