農園で味わう果物づくしのランチ【マレーシアでグルメ旅5】

 マレー系、中華系、インド系…。さまざまなルーツのある人たちが共存する多民族国家のマレーシアは、バラエティー豊かな料理が楽しめるのが魅力です。3月に格安航空会社(LCC)エアアジアXが福岡―クアラルンプール線を就航したのを機に、十数年ぶりにマレーシアを訪れ、現地の食を堪能してきました。旅の様子をシリーズでお届けします。

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 第5回のテーマは、熱帯雨林のフルーツづくしの昼食です。マレーシア南端のジョホール州にある農園「デサル・フルーツ・ファーム(Desaru Fruit Farm)」を訪ねました。

農園の入り口

 農園は1990年にオープンし、面積はなんと約180エーカー(約73万㎡、福岡ドーム約11個分)。約100種類の果物を育てているそうです。植物の解説を聞きながら農園を巡るツアーに参加するため、トラックに乗り込み出発地点まで移動します。

この車に乗ってガイドツアーのスタート地点へ

 ガイドをしてくれたのは呉平川さん。「この農園では化学肥料などの使用を抑え、環境にやさしい持続可能な農業に取り組んでいます」と話していました。

 顔よりもずっと大きいドリアン、大好きなパッションフルーツやジャックフルーツ、ココアやコーヒー、ノニの実などを次々に紹介してくれます。

顔よりもずっと大きなドリアンの実

 ババ・ニョニャ料理によく使われるショウガ(Torch Ginger Plant)の花もありました。

香りがよく、料理にも使われるショウガの花

 たくさんの実がなる「サウザンド・フィンガー(Thousand Finger)」と呼ばれる木は、触ると子宝に恵まれるのだとか。呉さんが軽快なトークで楽しませながら、時にはその場で果物を切り分けてくれながら、案内してくれました。

「サウザンド・フィンガー」について説明する呉平川さん

 歩くのに疲れたら、農園の果物を搾ったジュースを飲むものおすすめです。

農園の実を搾った3種類の手作りジュース

 マレーシアの植物に少しだけ詳しくなったところで、園内で昼食を。テーブルには先ほど目にした果物がずらりと並びます。

美しく並べられたフルーツバイキングのコーナー

 料理も果物づくしで「朝食では新鮮なものをそのまま食べることが多く、昼食などでは食材としても使います」と呉さん。マンゴーと揚げたエビを合わせた料理、パッションフルーツのソースを付けて食べる鶏肉料理…。肉や魚介類の揚げ物も、果物の酸味や甘みが加わることでさっぱりと食べやすく、暑い日にパワーを付けられそうな料理ばかりでした。

パッションフルーツのソースを付けて食べる鶏肉料理(手前中央)など、果物をふんだんに使った料理の数々

 もちろん、そのままカットした果物も、たっぷりいただきました。

日本で食べると結構高い南国のフルーツが食べ放題

 その土地の農業や食材がぐっと身近に感じられる農園観光。この農園の近くにはリゾートホテルが並ぶエリアもあるので、そこでのんびりするついでに足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

 

Desaru Fruit Farm
Sungai Cemaran
Desaru
81900 Kota Tinggi, Johor

旅のメモ
マレーシアの観光情報はマレーシア政府観光局
福岡―クアラルンプール線を運航するアジア最大級の格安航空会社(LCC)エアアジアX

※情報は2019.6.29時点のものです

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