珍国度MAX!中央アジアのトルクメニスタン~珍国の女王☆度々世界旅~

「ねぇ、ねぇ、女王はこの国行ったことある?」

 

女王家の人々は池上彰さんやイモトアヤコさん、そして千原せいじさんの
番組等で珍しい国が紹介されると必ずこう聞いてくる。

 

大抵答えは 「イエス」

 

先日、池上彰さんの番組で中央アジアの北朝鮮と紹介された

【トルクメニスタン】

 

その時も家族は聞いてきた。もちろん答えは イエス だ。

 

ということで、今日はそのトルクメニスタンを紹介したいと思う。
まずは、トルクメニスタンのことを少し。


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1991年まではソビエト連邦国。
そして独立後、2006年までは初代大統領ニヤゾフ氏の独裁政権。

 

言論の自由はなく、様々な情報が入るインターネットや衛星放送は禁止。
娯楽となるバレエやミュージカル、映画、オペラなども禁止。

 

田舎は特に状況が厳しく首都と大学以外の図書館は全て廃止され、病院も閉鎖。
病気になったら首都へ行けと言われていた。

 

また、大統領が大好物だったメロンのためにメロン記念日(8/2)がある。

 

ニヤゾフ元大統領死去後、二代目大統領に変わってから様々なことが緩和された。

 

2007年、現大統領ベルディムハメドフ氏が就任後、年金の復活、光熱費の無料化、
学校や大学の教育機関の無料化、病院再開、そして映画などの娯楽の解禁、今では
インターネットの利用も認めている。

 

ちなみに、ガソリンは月に120リットルまでは無料。

 

人口は約500万人。
イスラム教国。
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インターネットの情報だけ見ると

 

【中央アジアの北朝鮮】

 

と言われ、疑問も多く不安が大きかったが、行ってみると実に面白い。
このトルクメニスタン・・・

 

見るもの全てが新鮮でオリジナリティー溢れる。

 

中央アジア、トルクメニスタンの市場はオモシロ天国。

海外にしては珍しく市場で働く人は皆、同じ格好。

海外にしては珍しく市場で働く人は皆、同じ格好。

棚から好きなだけ取って袋に詰めて取るシステム。料金形態は適当。

棚から取って勝手に試食していても怒られない。

棚から取って勝手に試食していても怒られない。

お菓子むき出し状態で埃が気になる。
あと、片付けとか品出しとか疑問に思ったが、試食すると
湿気が来ているものもあったので、恐らくこのままだろう。

これが本当のお菓子の家。

これが本当のお菓子の家。

市場にはメロンが至るところに。メロンが好きな初代大統領の影響。

8/2のメロン記念日のメロン祭はかなり盛大!メロン食べ放題!

8/2のメロン記念日のメロン祭はかなり盛大!メロン食べ放題!

初体験、メロンのドライフルーツ。珍しいのでお土産に買って帰ったが
家族には不評。完食出来ず。

決して美味しいとは言えない…。

決して美味しいとは言えない…。

衛星放送が解禁されたので、人々はこぞってパラボラアンテナを。

どうせなら色彩豊かにパラボラの花を咲かせたらいいのに。

どうせなら色彩豊かにパラボラの花を咲かせたらいいのに。

 

空から見たらパラボラだらけ。

空から見たらパラボラだらけ。

ベランダがないので、人々は変わった洗濯物の干し方をする。

窓の向かいにある木などに針金?を結び付け、押したり引いたりして干すシステムのようだ。

窓の向かいにある木などに針金?を結び付け、押したり引いたりして干すシステムのようだ。

街中にはソビエト連邦時代のポストが多く残っている。

現在も使われているポスト。

現在も使われているポスト。

 

こちらはトルクメニスタン仕様のポスト。

こちらはトルクメニスタン仕様のポスト。

首都アシガバードの中心部は目に入る建物全てが豪華絢爛!
建物全てがこんな感じ。

ここは大学。無料だしこんな豪華な大学に通ってみたい。

ここは大学。無料だしこんな豪華な大学に通ってみたい。

街中きらびやかなイルミネーションが夜通し点灯。

イスラム教だがクリスマスシーズンはツリーがたくさん。

イスラム教だがクリスマスシーズンはツリーがたくさん。

 

中心部はどこへ行ってもイルミネーションだらけ。

中心部はどこへ行ってもイルミネーションだらけ。

ロシアの血が入るトルクメニスタンの女性は長身で色白で美しい。
民族衣装の美しさもこの国の特徴。女王、完敗。

独身女性が普段着として着用する民族衣装。

独身女性が普段着として着用する民族衣装。

その他にも世界一大きな国旗の掲揚でギネス認定。

 

白いで統一された建物が立ち並ぶ白亜街はとにかく豪華で美しいの一言。

 

バス停にはガラス張りの建物があり冷暖防完備、キヨスクまである。

 

新開発エリアはドバイを模倣した豪華な建物が続々と建設中。

 

至るところに、初代、二代大統領の肖像画や写真があり微笑みかけてくれる。

 

そして、事件は帰国時にやって来た。女王が一番嫌いな「珍国地域の空港」

 

空港の搭乗ゲートでいきなり怖い顔した係官に集合をかけられ
「こっちさ、来い!!!」と乗客全員強制移動。

 

従わない人は係官に腕を掴まれたり、寝ている人は乱暴に起こされ
強引に移動させられる。頭によぎるのは

 

「ここは中央アジアの北朝鮮。もしかして帰国出来ないのではないか?」

 

へたれ女王は一気に不安モード。これだから、珍国は嫌だ。
乗客全員一カ所に集められ、何が始まるかと思ったら

 

「空港で出国時に麻薬を靴底に隠した女性が
逮捕され尋問を受ける様子」

 

を延々と見せられる。ロシア語は全く理解出来ず・・。

 

しかし途中退散は許されない。
英語が出来る人に聞くと、アフガニスタンからトルクメニスタンを経由し
ロシアに麻薬が流れるのを防ぐために、麻薬取締り強化中らしい。

 

豪華絢爛きらびやかな街中とはかけ離れた出来事に、開放化が進み
この国が新たに抱える問題に触れた気がした。

 

ソビエト連邦から独立し、ニヤゾフ元大統領時代を生きてきた
女性に質問してみた。

 

「独裁政権に対して不満などはなかったか?」

 

と聞くと、こういう答えが返ってきた。

 

【元大統領は家族に不幸ごとが多くてとても寂しくて悲しい人だったの。
独裁を執ることで彼はその悲しさや寂しさを紛らわせてたの。
だから彼の気持ちは分かるの。】

 

どこの国に国のトップのプライベートを理解して独裁を受け入れる
国民がいるのだろうか?

 

中央アジアの北朝鮮と言われているが、国的には確かにそうなのかもしれない。
(欧州では、明るい北朝鮮 と呼ばれているらしい。)

 

しかし、人々は全く違う。おおらかで、優しくフレンフドリーだ。
観光もし易かった。

 

そしてとても思慮深い。

 

教育が無料で充実しているおかげで賢い人も多い。外国語教育にも力を入れている。

 

天然ガス埋蔵量は世界第4位、石油資源も豊富であるトルクメニスタン。
この国の可能性を感じてならない。

 

日本企業も天然ガス事業に携わっているとか。
これから注目すると面白い国の一つかもしれない。

街は日本車ばかり。TOYOTA車も大人気。

街は日本車ばかり。TOYOTA車も大人気。

※情報は2014.11.13時点のものです

珍国の女王

  • 【珍国→珍しい国→日常ではあまり耳にすることのない国】

    縁あって100ヶ国以上の国や地域を訪問させて頂いております。 なぜ、自分で女王と言ってるかというと、西ヨーロッパ諸国を訪問した時に 立て続けに現地の人に、どこかの女王に似てると言われて有頂天になってるから。 どこの国の女王かは不明だけど。 特技は、どんな地域にでも雨を降らせて、虹を架けること。 究極の雨女です!

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