「唐津焼」400年の歴史と魅力が堪能できる「100の唐津焼展」

土の味わいと素朴な作風が特徴の唐津焼の魅力に迫る「100の唐津焼展-古唐津・献上唐津・中里無庵-」が佐賀県唐津市の近代図書館美術ホールで開催中です。入場無料。5月5日まで。

JR唐津駅南口から徒歩1分の場所にあります。

JR唐津駅南口から徒歩1分の場所にあります。

唐津焼の始まりは、400年以上前にまで遡ると言われています。現在、唐津市内では約70の窯元が作陶に励んでいますが、その源は昭和になって中里無庵氏(十二代中里太郎右衛門)が復元した古唐津の様式がベースとなっているそうです。

古唐津の奥高麗茶碗

古唐津の奥高麗茶碗(年代不明)

古唐津は、桃山時代から江戸時代初めにかけて焼かれたもので、素朴でおおらか、大胆な鉄絵模様が特徴です。

輪ちがいの文と口縁部に皮鯨(かわくじら)の文を施した絵唐津亀甲形火入(17世紀制作)

絵唐津亀甲形火入(17世紀)

会場には、桃山時代の「古唐津」を中心に、江戸時代に将軍家に贈られた「献上唐津」、人間国宝の故中里無庵さんの逸品、約100点が一堂に会しています。

献上唐津秋草文茶碗(18世紀)

献上唐津秋草文茶碗(18世紀)

 

白濁した釉薬が黒飴色の釉薬にしたたるように混じった「朝鮮唐津耳付水指」(中里無庵作)

白濁した釉薬が黒飴色の釉薬にしたたるように混じった「朝鮮唐津耳付水指」(中里無庵作)

とにかく圧巻です。16世紀の作品から最近の作品まで並んでいるのですが、どの作品に対しても古さを感じることは一切ありません。思わず見入ってしまい、展示ケースに頭をぶつける人を複数見かけました。それだけ見る人の目を引きつけて離さない作品がずらりと並んでいます。

正直、これだけの作品を無料で観覧できるなんて本当に幸運な機会だと思いました。焼き物に興味がある人もない人も、「唐津焼っていいよね。」ときっと思える展示会です。ぜひ、お楽しみください。

開館時間/10:00~18:00(入館は17:30まで)

月曜休館

問い合わせは唐津市教育委員会生涯学習文化財課=0955(72)9171

※情報は2015.4.14時点のものです

唐津市近代図書館美術ホール

住所佐賀県唐津市新興町23番地
TEL0955-72-3467
URLhttp://www.city.karatsu.lg.jp/kyoiku/toshokan/

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