潜伏キリシタンの祈りの島「黒島」(長崎県)へ行ってみた

208の島々からなる長崎県・九十九島のひとつ「黒島」。潜伏キリシタンの島とも、祈りの島ともいわれる神秘の島へ旅してみました。

■自然

《海風が気持ちいい 悠久の時を感じる島》

黒島外観

黒島外観

黒島は佐世保市相浦港から船で約50分。九十九島の中では最大ですが、周囲約12kmの小さな島なので、港からすぐの黒島ウェルカムハウスで電動自転車を借りれば悠々と海風を感じながら島を一周することができます。結構、坂道も多いのですが、電動自転車のおかげで楽々散策できます♪

自転車に乗っていざ出発!

自転車に乗っていざ出発!

蕨(わらべ)展望所では、長崎鼻の断崖絶壁と眼前に広がる青い海に感動!

青い海の遠くに船もみえます。

青い海の遠くに船もみえます。

アコウの巨木や根谷の大サザンカを前にすると、その圧倒的な大きさに言葉を失いました。気根がすごい・・・。

アコウの巨木

アコウの巨木

約800万年前の地殻変動でせりだしたマグマの形が残る串ノ浜岩脈も必見。

長崎県下最大規模の岩脈で県指定天然記念物の串ノ浜岩脈

長崎県下最大規模の岩脈で県指定天然記念物の串ノ浜岩脈

夜には満天の星空を見ることができ、まさに、時を超えた悠久の自然の流れが体感できます。

■歴史

《潜伏キリシタンの思い受け継ぐ祈りの島》

江戸幕府の禁教令による弾圧を逃れたキリシタンたちが移住した黒島は、現在も約400人いる島民のうち約8割がカトリック信者。国の重要文化財「黒島天主堂」では毎朝ミサが行われ、敬虔な信者たちが祈りを捧げています。

黒島天主堂

黒島天主堂

朝ミサの様子

朝ミサの様子

島内には禁教令が解かれる前年の1872年、島で初めてミサが行われたことを記念する碑「信仰復活の地」があるほか、黒島天主堂の建設に尽力したマルマン神父も眠るカトリック共同墓地もありました。

「信仰復活之地」の石碑

「信仰復活之地」の石碑

カトリック共同墓地

カトリック共同墓地

マルマン神父の墓

マルマン神父の墓

黒島天主堂は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」としてユネスコの世界遺産登録候補の一つとなっています。潜伏キリシタンをはじめ、歴史と文化が今も息づいています。

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